一度は生でこんな空を見てみたいものですね。
The cloud with no name: Meteorologists campaign to classify unique 'Asperatus' clouds seen across the world
名前のない雲:気象学者達が、世界中に現れた独特な「アスペラトゥス(Asperatus)」雲の公開キャンペーンを行っている
記事、ルーク・サルケルド(Luke Salkeld)
強くかき混ぜて空想的な形にしたようなこれらの雲は、嵐の前触れのような暗い風景を覆っている。
しかし、その唖然とするような、そして頻繁な出現にもかかわらず、その雲には正式に承認された名が未だに付けられていない。
その雲は、スノードニア(Snowdonia)からスコティッシュ・ハイランド(Scottish Highlands)にかけた英国全土や、ニュージーランド(New Zealand)のような別の国でも見られているが、大抵の場合は嵐を起こすことなく散り散りになる。
一部の専門家達は、荒天現象こそが正にそれ自体の分類に値すると考えている。
英国気象協会(Royal Meteorological Society)の専門家は、ラテン語で「荒れた」を意味する「アスペラトゥス(Asperatus)」をその正式な名前にしようと試みている。
これが功を奏すれば、半世紀ぶりにこの様々な雲の形に初めて新たな名前が付けられる事になる。
「それは三角波の立つ海の表面を下から見上げているのに少し似ている」雲評価協会?(Cloud Appreciation Society)の設立者で、所属メンバーから送られてきた写真からそれらを発見した、ギャビン・プリター・ピニー(Gavin Pretor-Pinney)は話す。
「私たちは、入手した雲の写真全てを確認し分類しようとしているが、どのカテゴリにも当てはまらない物の存在がある。そのため、私はそれらが独特な種類の雲であると考え始めている」
さらに、「雲の裏面は、全く乱雑で波立っている。それは非常に大荒れの(天候の)ように見えるが、それらが嵐に転じることなく散り散りになる傾向がある事が、私たちが得たレポートの幾つかは示している」と続けた。
現在、英国気象協会は、アスペラトゥス雲が目撃された日と場所に関する詳細な情報を収集し、正確には何が原因となるのかを理解する試みを行っている。
当局は、ジュネーブの国連世界気象機関に、新たな雲の種類を世界中の気象学者が利用するシステムである、国際雲級図(International Cloud Atlas)に追加するかどうかの問い合わせを行う方針だ。
「恐らく、このようなドラマチックな雲を形成するエネルギーは発生させるには、その周辺には膨大な熱が必要となるだろう」と英国気象協会会長のPaul Hardaker教授は話す。
「それらは非常に暗い構造体であると言うことから、雲には多くの凝結した水蒸気が存在していると考えられる」
最終更新、2009年6月2日午前9:25
見事だが漠然としている:雲は、ニュージーランド上空にその巨大な姿を現している。しかし不幸なことに、この天国からのドラマチックな光景を説明する言葉はない
劇的な光景:「三角波の立つ海を下から見ている」かのように空を横切るひも状の雲
曇り空:「アスペラトゥス」が突き出しているなら、それは半世紀で初の分類となるだろう
スコットランドを覆う空:パースシャー(Perthshire)で撮影されたこの光景は、新たな「アスペラトゥス」の分類を確認するのに役立つだろう
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